
前回ブログ で、ネパール人初の難民認定について書きました。
元国王派のネパール人夫妻が、反国王派から迫害をうけ来日。5年かかって難民認定を受けたという朝日新聞のニュースを元にしました。
ニュース
迫害側のマオイスト(毛沢東主義は)は2006年の王制廃止後、他政権とも和合し政権にもつきました。つまり、認定の理由になる状況はとうに無くなってるはずなのに、なぜ???
ということで、あるネパールの人に聞いてみたところ、こんな返事でした・・・
「調査不足の日本側が悪い。現在の状況で、国王派だったというだけで迫害されることはあり得ません。」
この夫妻は2010年に認定申請をした際、「和平プロセスは進んでいる」とのことで却下されたそうです。当時はマオイスト含めた新憲法制定の議会が進んでいたので当然といえます。それなのに5年たって受理された理由は何なんでしょう??現在、内戦中のシリア人4人が難民認定を却下され、認定訴訟を起こしている状況を見てもどうも腑に落ちない・・・
写真:ネパール大地震震源地のバルパック村。この村出身のディワカル・タパさんが今月撮影。
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