
半年ほど前、Youtubeで鳥葬の動画を見つけました。外国人が最近撮ったものでしたが、このような動画公開はどうなんだろう??としばし考えました・・。
そして先月、ある日本人のチベット旅行記を読んだのですが、そこに鳥葬のことが書かれていました。チベット人のかなり親しい知人が亡くなり、その鳥葬に立ち会った時のこと。ふつうは近親者以外参列はできないので、家族に頼み込んでの参列となったそうです。
語り笑いあったあの知人が、目の前でばらばらになっていき、掛け声とともにハゲワシが押し寄せ、争いあいながら知人の足を食いちぎり、臓物を引っ張り出していく。骨も砕かれ知人の全てはハゲワシに収まって空へ飛んでいく・・・その情景の中で筆者は、鳥葬の本当の意味を感じたそうです。
写真は動画の1シーン。鳥葬場のハゲワシ。
そして先週こんなニュースが。
チベットで「鳥葬」絡みの立法措置・・・好奇心で見物の観光客に現地住民の不満高まる
サーチナニュース2015-01-23 13:51
チベット民族の間で長らく行われてきた、死者の遺体を鳥に食べさせる「鳥葬」について、新たな立法措置を講じることになった。観光客が「鳥葬」の現場に押しかけることが多くなり、現地住民で不満が高まっていた。これまでも「行政規則」として禁止していた見物や撮影などを立法措置により改めて禁止する。新華社などが報じた。
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