ネパール紀行、ネパール入門、ネパールの祭り、ネパールの映画、ネパール料理、ネパールへの支援
ヒマラヤ(講師:根深誠)、ムスタン(講師:ギャツォ・ビスタ)、政情(講師:神長善次)
チベット紀行、チベット入門、チベットの政情
チベットの物語と映画(講師:星泉)、チベットの土着信仰(講師:チョルテンジャブ)
単発講座、連続講座
ラジオ放送、サパナとNPO、星野道夫
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A:ネパール Nepal
ネパールの国土は北海道の2倍弱。インド側は標高70m、チベット側は標高8800mで、標高差世界一の国。ヒマラヤ山脈から生まれるモンスーンの恵みを受け、農業を生業としてきた。ヒンズー教と仏教が共存し、信仰を基盤とした社会。100を超える民族が共存する多民族国家で、人々の外国語を覚える能力はとても高い。
ネパール各地の祭礼、聖地、ヒマラヤなどにスポットをあて、現地映像と共に、ネパールを体感する講座
◇講師:サパナスタッフ◇2005年~2018年札幌市内にて
「パタンの山車祭り」雨季直前、恵みの雨を祈るネワール族の大祭
「天上の湖ゴサインクンド」標高4300m、ビシュヌ神が湖底に眠る山上の湖群
「ブッダ降誕の地ルンビニ」ブッダが生まれ落ちた仏教聖地
「ネワール族の結婚式」占星術師の導きで進められる儀式、泣き続ける花嫁
「エベレスト街道」街道から見るヒマラヤ、人々の暮らしと歴史
「民族とカースト」紀元前から続くカースト制度、その起源と現状社会
「チベット文化圏ムクチナート」ヒマラヤ山脈の北側チベット文化圏、インドからの巡礼者も多い古代からの聖地
「ヒマラヤ・地震復興・ネワール族」大地震から3年、復興を続ける古都と人々、変わらぬヒマラヤ
ネパールを象徴する古都、民族、ヒマラヤなどを学び、ネパールの概要を把握する。
◆一般講座(札幌)2005~18年、北斗高校講座(札幌)2006年、YMCA国際人間学(札幌)2010年~2022年、初渡航者対象(札幌)2011,13年、幌加内町成人大学2013年
◇講師:サパナスタッフ
ネパールの二大祭事ティハールとダサイン。ティハール講座では留学生と祭りの儀式を体験。
◆ティハール~光の祭り(札幌)1999年
◆ダサイン(札幌)2006年
◇講師:スベシュ・ギミレ、ビジャイ・ギリ、サシム・パウデル
ネパール大ヒット映画を留学生の同時解説で上映、映画内のネパール語を学習。
◆映画「トラックドライバー」1994年公開
◇解説:アニル・シトウラ、スレンドラ・タムラカール
◇1999年芸術の森ロッジ
札幌在住のネパール人女性たちから調理を習い、料理にまつわるネパール語を学んだ。
◇講師:ニサ・ダカル、ミヌ・グルン
◇2000年2回開催 札幌市内にて
ネパール・サンク村の診療所建設支援で知らされた、途上国支援の実態、問題点を語る。
◆「開発教育合宿セミナー」
◇講師:サパナスタッフ
◇2006年 札幌市内にて
◆「ヒマラヤと国際協力~ヒマラヤの魅力とネパール・ドルポ地域への支援」
ドルポは、文明との接触がきわめて少なく、古くからの風習が色濃く残る。川口慧海の取材を重ねたドルポに、診療所、橋の建設、奨学支援を行った思いを語った。
◆「冒険家・植村直巳~あれから20年」
エベレスト登頂などでネパールと深い関わりを持った植村直己が、マッキンリーで消息を絶って20年。個人的な親交、マッキンリー捜索の様子などを振り返る。
◇講師:根深誠 ゴッラゾム、シャハーンドク(パキスタン)初登頂。著作は、川口慧海のチベット潜入経路に関する「遥かなるチベット(JTB紀行文学大賞)」、「シェルパ ヒマラヤの栄光と死」他。川口慧海が経由したドルポに固定橋を建設。植村直己の大学山岳部後輩で、植村直己捜索隊員。
◇2004年道新ホール、札幌エルプラザ
◆ムスタン王国講座~アムチが語るチベット伝統医学
チベット(中国領)に接するムスタン王国には、チベット本土では消滅しつつある本来のチベット文化が残る。アムチ(チベット医学伝統医)であるギャツォ・ビスタが、チベット医学の基本を解説し、脈診を披露する。
・ムスタン王国の概要・チベット仏教の基本・チベット医学の基礎と薬草体系・アムチの脈診を体験
◇講師:ギャツォ・ビスタ 59年ローマンタンのアムチの家系に生まれる。2000年、ロー・クンフェン・メンツィカンチベット医学校開設、ヒマラヤ伝統医師協会会長。(通訳:飯田泰也)
◇2004年札幌市内にて
◆外務省共催講演会「ネパール情勢」
マオイスト、王族殺人事件などの激動期にネパール大使を務められた神長善次氏が、アジアの多様性、ネパールの位置づけを語る
・アジアの多様性と地域性・日本史とネパール史を並べて・ネパールの自然への愛着・ネパール経済の特徴・ネパール政治の特徴・マオイストを中心とした現状
◇講師:神長善次 京都大学法学部卒。在米国・在フィリピン日本国大使館、欧州共同体日本政府代表部。外務省報道課総括班長、アフリカ課首席事務官、文化第二課長、中近東第一課長、埼玉大学客員教授、宮内庁御用掛(昭和天皇通訳)。在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、在インド・インドネシア日本国大使館各公使、日本体育・学校健康センター理事、在オマーン・ネパール日本国大使館大使、特命全権大使
◇2005年札幌エルプラザ
B:チベット+雲南 TIBET+Yunnan
チベットの国土は日本の6倍、平均標高は4000mを超える。空気は薄く乾燥しているため、青稞麦が主作物で、ヤクや羊の遊牧も古くから続いている。チベットの北部は大草原が広がるアムド、南東部は険しい横断山脈のあるカム、南西部は都ラサを持つウツァンと呼ばれる。8世紀にインドの仏教を国教とし、その教えを軸にした敬虔な信仰生活が今も続いている。
01:チベットを巡る
チベット各地の古寺、聖地、少数民族などにスポットをあて、現地映像と共に、チベットを体感する講座
◇講師:サパナスタッフ◇2006年~2016年 札幌市内にて
◆「チベット 山奥の尼寺」チベットの都ラサ、シュクセ尼寺、最古の僧院サムィエ寺を巡る
◆「雲南・梅里雪山」横断山脈の麓・険しい山地に住むチベット系少数民族、人々が神と崇める霊峰・梅里雪山の麓を巡る
◆「雲南・少数民族」ナシ族の都・麗江、モソの人々の故郷ルグ湖、チベット文化圏の東端を巡る
◆「チベット-大草原・青海湖・信仰とくらし」アムド地方の放牧民のくらし、チェンザの史蹟ルドルジェタク
◆「チベット-聖山アムネマチン・秘境ナムゾン」チベット北東部、聖山アニマテェンのゴロク地方、峡谷深奥のナムゾン尼寺を巡る
02:チベット入門
チベット高原の成り立ち、仏教の歴史、チベット族の文化などを通して、チベットの概要を知る
◆YMCA国際人間学 2008年~2016年 4回開催
◇講師:サパナスタッフ
03:チベットの政情
日本でも大きく取りあげられた2008年ラサの事件を通して、チベットの基礎知識、事件の展望を学ぶ
◆「2008年激動のチベット」
◇講師:サパナスタッフ、石丸敏夫、武田知明、渡部美喜子◇2008~2009年4回開催 札幌市内にて
04:チベットの物語と映画
お化け、妖怪、とんち話や笑い話、豊かな物語世界の広がるチベット。一方で、近年素晴らしい映画や文学が次々と生み出されている。
◆映画「草原」「静かなるマニ石」監督:ペマ・ツェテン
◆講演「チベットの物語世界へようこそ」星泉
◇講師:星泉(東京外国語大学教授)] 専門はチベット語・文学。著書「古典チベット語文法:『王統明鏡史』(14世紀) に基づいて」(東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所)、訳書『ティメー・クンデンを探して』(ペマ・ツェテン著、星泉・大川謙作訳、勉誠出版)、『雪を待つ』(ラシャムジャ著、星泉訳、勉誠出版)など。
◇2016年札幌市教育文化会館
05:チベットの土着信仰
8世紀からレゴン(同仁県)で行われているルロ祭り。神が憑依したシャーマンの神事や、鉄串を刺して舞う血の供犠などが行われる。
◆「チベット・アムドの奇祭 ルロ祭り」「チベット 遊牧の民と祭り」他 2012~2018年 5回開催 札幌市内にて
◆「チベットのこどもたち 遊びとしごと」「チベットの小学生・日本の小学生」 2016年2018年 札幌市内児童会館にて2回開催
◇講師:チョルテンジャブ アムド出身。総合研究大学院大学(大阪・国立民族学博物館内)文化科学研究科・地域文化学専攻・博士課程修了。2012年サブ講師:石村明子
C:ヒマラヤから生まれた文化圏
ヒマラヤ山脈の成り立ちと、その特異な自然から生まれた文化圏を一体的に理解する。
01:単発講座
ヒマラヤ山脈の成り立ちと、ネパール、チベットの概要を知りヒマラヤ文化圏の魅力にふれる。
◆「ヒマラヤ圏入門講座」YMCA国際人間学講義2006年~22年
◆「ヒマラヤ圏を知る」主催:市民活動サポートセンター2009年
◇講師:サパナスタッフ
D:その他
ラジオ放送、公共スペースなどで、一般の人たちにもヒマラヤ圏の魅力を伝える。
ラジオ放送
ヒマラヤ圏ってなに?という人々に、ラジオ、語りでその魅力を伝える。
◆「東西南北ソリマダン」金時江さんのFMラジオ番組で、チベット、ネパールのくらしや言葉などを紹介◇2006~2016年FMアップルで毎週放送
◆「ヒマラヤ圏との出会い」ネパール、チベットとの出会いと学びを語る◇FMドラマシティラジオ番組「風の小箱」2010年
◇出演:サパナスタッフ
サパナとNPO
サパナもNPO団体に分類されます。異文化理解と市民活動について語る。
◆「サパナの活動とNPO」サパナの設立経緯、NPOとしての活動◇東海大学国際文化学部地域創造学科2008年
◆「サパナと市民活動」市民活動に関心のある市民を対象に、サパナの設立経緯、NPOとしての活動を語る ◇ NPO法人ワーカーズコープ主催 緊急雇用対策の基金訓練講座 2011年
◇出演・講師:サパナスタッフ
星野道夫