ビャンツリ・ドゥン
ビャンツリとは、ネワール語で、「朝のつぼみ」という意味です。朝早く、花売りの人たちが村へやって来て、「朝日が昇りました。起きてください。花を買って、お参りに行きましょう。」と呼びかけます。ネパールでは、朝早くラジオからこの曲が流れます。
ヒラ・メロ・バイホ
ヒラ・メロ・バイホとは、ネパール語で、「仲間たちよ、一緒に行こう」という意味です。昔から音楽を職業としてきた、「ガンダルバ」という民族の民謡です。この曲は、「皆で一緒に、国を作っていこう」と呼びかけています。演奏は、ディメは、ヌチェ・バハドゥール・ダンゴール、サランギはハリ・サラン・ネパリです。
サングリバリドゥン
60年以上前から民族を超えて歌われている民謡。他所から嫁いできた女性が、嫁ぎ先の家の小さな庭で、実家の母を思い出し”お母さん、泣かないで、また帰るから”と歌う曲。歌詞はあるが、当公演では演奏のみ。
打楽器:ヌチェ・バハドゥール・ダンゴール
サランギ:ハリ・サラン・ネパリ
ラジマティ
ラジマティは、ネパールに500年以上前からある曲です。この曲は、世にも美しいRajmatiという女性の、物語を歌ったものです。ジャプの人たちの大変古い楽器であるカンタン・ダブダブという、太鼓を使って演奏します。
サストリヤ・ヌリッテャ
このサストリヤ・ヌリッテャは、ヒンズー経の神を讃える踊りです。インド・ネパールに伝わる、古典舞踊をもとに、ヌチェ・バハドゥール・ダンゴールが、作曲、振り付けをしました。踊りはソニ・グルンです。
マンジュシュリ
マンジュシュリは、昔々チベットからネパールのスワヤンブナートにやって来た、僧侶です。その頃カトマンズ盆地は、大きな湖でした。マンジュシュリは、山を崩し、湖の水を流しました。そして森 ができ、人々が暮らせるようになりました。踊りは、マンジュ・カジです。
バイラブ・カリ・ピャカン
バイラブ・カリ・ピャカンは、ヒンズー経の神様の踊りです。バイラブという神と、カリという女神が、怒りや喜びを表して踊ります。踊りはサミル・シュレスタ、ジュヌ・シュレスタです。
ドゥニャ・ニャ
ドゥニャ・ニャは、ジャプと呼ばれる農民たちに伝わる古い伝統行事です。大昔カトマンズ盆地が、ジャングルだった頃、太鼓の音や竹ざおで、猛獣を追い払うため行われたものが、この祭りの起源といわれています。
来日メンバー
11歳から50代のメンバー12名をご紹介