ムスタン王国ローマンタンからアムチ(チベット医学のお医者さん)がやってきた!

2004年2月開催

ムスタン王国講座


講師:ギャツォ・ビスタ(ムスタン王の侍医) 

通訳:飯田泰也


【ギャツォ・ビスタ】

 

1959年ネパール王国ムスタン郡ローマンタンの、チベット医学の医者とチベット密教行者の家系に生まれる。祖父と父からチベット医学を学んだギャツォは六代目。父は、故タシチョサンと言い、著名なチベット医、密教行者、ムスタン王の侍医。父は王室の重要な法要も行っていたが、父亡き後、ギャツォと弟の僧侶テンジン・サンポがそれを引き継いだ。2000年、ロー・クンフェン・メンツィカンチベット医学校をローマンタンに開校。ヒマラヤ伝統医師協会会長。


講座の概要

★★★ムスタン王国の紹介★★★


ネパール西北部、ヒマラヤ北部辺境に位置し、住民はチベット語を話し、チベット仏教を信仰。その社会と文化は、チベット文化の古い形態を保つ、非常に貴重な地域。講座では、その生活と文化を紹介し、伝統文化と近代化、国内外の協力活動について考える。

  
★★★チベット医学の基本を分りやすく解説★★★

 

チベット医学は、重要な伝統文化であり、今もチベット文化圏(中国、インド、ネパール、ブータン、モンゴル)に生きている。その生きた伝統文化を学び、また衰退していく原因と、その対処を考える。講師ギャツォ・ビスタの創立したチベット医学校の活動、海外からの支援活動を紹介し、ムスタン王国における国際協力も紹介。


プログラム

講座「ムスタン王国講座~王国の概要とチベット伝統医学」

 

1. ムスタン王国

最後のチベット文化圏ムスタン王国。古くからの社会構造・文化が残る希少なチベット文化圏。

 

2. チベット仏教

チベット仏教を語らずに彼らの生活を語ることはできない。彼らの生活に生きる仏教の教えを知る。

 

3. チベット医学

今も日常生活に生きるチベット医学。その基礎と膨大な薬草体系の片鱗を知る。
アムチ・ギャツォの脈診・・・脈ですべてを診るチベット医学体験(希望者のみ)

 

4. ムスタンの人々・そのくらし

遥かなるムスタン・ローマンタン。しかし外国への開放が人々の意識を変え、社会構造は大きく変わろうとしている。そこに暮らす人々のくらしを知る。

 


講演会「ムスタン王国紹介」

 
ギャツォの家系はムスタン王国の歴史と共に生きてきた。六代目ギャツォ・ビスタが語るムスタンの遥かなる歴史。4日間行われた講座のエッセンスも合わせて紹介。